atelier kikiの専門講座は、アロマやハーブを「使えるようになる」その先を学ぶ講座です。
植物を癒しの道具として消費するのではなく、背景・成分・文脈・安全性まで含めて理解し、自分の言葉で説明できるようになることを目指します。責任をもって植物の「知」を受け渡していきたい、または、そのレベルで深く理解して暮らしに落とし込んでいきたい方のための講座です。
この講座で深めていくこと
植物・精油の成分や作用を、実際の使い方と結びつけて理解する
情報をそのまま受け取らず、根拠をもとに判断する視点
状態・体質・背景をふまえて、植物を選ぶ力
伝える立場としての、言葉の選び方と責任
向いている方
アロマやハーブを、すでに日常で使っている
情報の多さに、違和感や疑問を感じるようになってきた
感覚だけでも、理論だけでも足りないと感じている
人に伝える立場(施術者・講師・ケアに関わる方)として学びたい
「やさしさ」と「安全性」の両立を大切にしたい
大切にしている姿勢
この講座では、答えを早く出すことよりも、考え続ける姿勢を大切にします。
植物は万能ではなく、人の状態も一様ではありません。
だからこそ、流行や断定に流されず、今・ここ・この人にとって適切かどうかを見極める力を育てます。
入門講座との違い、位置づけ
入門講座が「感じる・暮らしに取り入れる」入り口だとしたら、専門家講座は、読み解き、責任をもって扱うための学びです。
資格や肩書きのためではなく、植物と長く、誠実に付き合っていくための学びです。
植物を学ぶことは、自分の思考や姿勢を問い直すことでもあります。責任をもって伝えていきた方だけでなく、静かに、深く、植物と向き合いたい方のための講座でもあります。
全6回すべてのご受講をオススメしています
この専門家講座は、単発の知識提供ではなく、全6回を通して思考・感覚・見立てを段階的に深めていく構成になっています。各回は独立しているようでいて、前回までの積み重ねを前提に進みます。そのため、基本は通しでの受講をおすすめしています。
ただし、これまでにatelier kikiの入門講座を受けたことがある方、あるいは、お話をうかがった上でその回が必要だと判断した場合に限り、単回受講をお受けすることがあります。
自然療法のキーワード「ホリスティック」について深め、自然療法と現代医学、アロマ・ハーブ・医薬品の違いについて考えていきます。心身の健やかさを求める人たちに対して、講師やセラピストが受診の機会を奪うようなことがあってはなりません。私たちはなぜ病気になり、その病気に対してどんなアプローチができるのか。自然療法と現代医学を対立するものとして捉えるのではなく、それぞれのメリット・デメリットを冷静に理解した上で、今の時代に求められるセルフケアやセルフメディケーションについても考えていきます。
第2回 歴史から捉える自然療法と医学
歴史を知ることは、私たちが今実践していることの意味を知ることであり、また、歴史に問いかければ、私たちが今実践しようとしていることへのヒントを返してくれます。自然療法と医学の位置づけを、世界の大きな流れの中で捉えておきましょう。
第3回 働きかけの仕組みと安全性
ハーブのフィトケミカル成分に着目した取り入れ方は、ハーブの成分を体内に取り込んでいく活用法となります。どのように取り入れれば安全なのか、危険なのか、知っている必要があります。フィトケミカル成分の特徴やアロマセラピーのメカニズムから見る体内動態を知ることで、安全性の考え方について理解を深めます。
第4回 水溶性成分の活かし方(茶剤)
ハーブの水溶性成分の活かし方として、茶剤(ハーブティ)を取り上げます。淹れ方の細かい注意点はもちろんのこと、茶剤を取り入れる意味も深堀りしていきます。お茶には、嗜好品として飲むお茶と目的をもって飲むお茶があり、淹れ方や飲み方に違いがあります。ブレンドして飲む場合は、何種類程度ブレンドするかによる影響も考える必要があります。日常に取り入れやすいからこそ馴染みもありトラブルも疑問も多く浮かぶ茶剤について、学んでいきます。
第5回 脂溶性成分の活かし方(チンキ剤、浸出油)
水溶性、脂溶性、揮発性といった成分の特徴を知っていれば、より楽しめるのがお料理の世界です。料理を通じて成分の抽出を振り返っていきます。これまでのレッスンの総まとめとして、Q&Aパートも設けます。