「雑草という草はない」
昭和天皇はそうおっしゃられ、私も植物が大好きな端くれとして、そう思ってきました。
それが、どうしたことでしょう。
昨日からの私は、雑草で何が悪い!雑草でいいじゃないか!と思うようになってしまいました 笑
こう思わせてくださったのは、前田純先生。
京都大学農学研究科農学専攻雑草学研究室 出身。
雑草学研究室!?
京大、すごいな!!!
私はアロマやハーブという世界から植物に魅了されていきましたが、アロマやハーブの植物って、どれもどこかの国で自生している植物になるんですよね。
自生しているということは、そこらに生えていたりするということで、それこそ嫌がられる存在の植物もいます。
日本での身近な例を挙げれば、スギナやドクダミがそうですよね。
今の季節は、スベリヒユなんかが生えてきていますね。
はぁ~、草をこんな撮り方するようになるなんて(笑)
わざわざマクロ撮影ですよ(笑)
はい、それは置いておいて、こちらがスベリヒユ。
葉っぱを見てみてください!
すごくキレイじゃないですか???
こうやって見ていくと、雑草扱いされるような草も、けっこう美しいもの惹かれるものを隠し持っていたりするんですよ!!
とはいえ、まぁ、基本的には嫌われてますよね。
でも、素晴らしい薬理作用や栄養素なんかを知ると、私たちは現金なもので、とたんに「ハーブ」「薬草」扱いです!
活かせるとなったら、「ハーブ」となる。「野菜」となる。
実際にこのスベリヒユは、おしゃれなマーケットやフランスなんかでも野菜として売られていたり、抗酸化成分を豊富に含んでいたりするようなスーパーフードなんですよ。
だからこそ「雑草」という呼び方は避けてきたのですが、前田純先生のお話を聞いて意識が変わりました。
こんなことを言ってくださったんです。
「雑」というのはいい面も悪い面も両方含んでいる
いろんなものを受け入れるということなんだ。
雑音がなければ人は精神的に狂ってしまうと言われるように、
雑にはいい面も悪い面も両方あるんだ。
わたし、ズキューーーーンです!!
雑の何が悪いんだ!
愛情込めて
敬意を込めて
これからは「雑草」って堂々と言おう!って思えてしまいました
「雑草という草はない」という言葉も変わらず好きですよ
「雑草という草はない」
「雑はいろんなものを受け入れるということ」
共に植物への敬愛が溢れていますからね!!!
昨日は、前田純先生の野草講座を受講していたんです。
野草講師育成講座の一環として受けることができた、スペシャルな講座なんです!
辻本愛さん作成・監修、前田純先生総合監修で作り上げられた野草講座というものがあって、現在は下記の3種類がリリースされています
・ ヨモギ
・ セイタカアワダチソウ
・ ベニバナボロギク
再編纂バージョンがこの秋からスタートするのですが、私も講師のひとりとして加えていただけることとなりました
既に身近な薬草・ハーブのことを講座で伝えている身として、
植物好きな1人として、
前田純先生が根拠の裏付けをしてくださっている講座が存在するのであれば、やるしかないですよね。
実際に講座を組み立て監修してくださっている辻本愛さんのことも、とても信頼しています。
信頼しているこのお2人が作られた講座を、私らしく開講していきたいなと思っていますよー!!
どうぞお楽しみになさってくださいね。
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