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どんな情報を信じる?

 

色んな情報に簡単にアクセスできる今、溢れんばかりの情報の山に、いったいどれを信用していいのか、わからなくなることって、よくありますよね。

 

私も困った時期がありますし、困ってるって声もよく届いてきます。

 

誰でも簡単に検索はできるけど、欲しい情報にアクセスするって、実はコツがいるんですよね。

検索ワードの入れ方ひとつでも結果は変わってきますから。

 

実は私、ここのところ、得意分野です!

システムエンジニア時代に鍛え上げられたので。

 

新しい何かを導入するとなったらすぐに駆り出されていたので、書籍も日本語だとほぼないとか、そんなことが多々あったんです。

 

検索ワードを工夫して限られた日本語の情報をうまく取り出し、擦り合わせていく。

日本語の情報が限界ならば、海外の情報にアクセス。

 

誰が書いた情報なのか、これはもちろん重要!

 

誰でも情報を公開することができますからね。

私だって、こんな風にブログを公開したりしていますし。

 

こうやって鍛え上げられた検索力を、今ではアロマ・ハーブ知識の検索に使っているわけですが、あっちとこっちじゃ言ってることが違うなとか、わけがわかんなくなっちゃうことがよくありました。

 

何を信用していいのか、わからない。

 

何でこの情報の信頼性を仕分けられないんだろうって考えたときに、自分に不足している知識は何かが見えてきました。

 

信頼できる師を見つけ、学び、得た知識を使って情報を眺めてみると、これは信用できる、できない、って、バサバサ情報の仕分けができるようになりました。

 

基礎知識が少なすぎても情報の海に溺れてしまうので、ある程度の知識をもって情報を眺めることも大事だなと思います。

 

(来年から、アロマもハーブも、基礎クラスを開講しますねー!!)

 

 

あと大事なのは、情報の種類を分類すること。

 

アロマ・ハーブだったら、伝統的手法なのか、エビデンス(論文による根拠)に則った手法なのか、で分けてみてはいかがでしょうか。

 

エビデンスって言葉、よくでてきますよね。

エビデンスがないから信用できないとか、ここの部分はエビデンスがあるとか。

 

こういう場合のエビデンスは、論文が発表されていて化学的な根拠がありますよって意味に捉えています。

私はこういう情報は、とても信用します。

 

ただ、信頼に足る根拠って、本当に化学的な証明があることだけなのかな?という風にも思っています。

 

昔からずーっと継承されてきた手法は、信用できないのか?

 

よしとされてきたことが今では危険だよとかってわかってきているようなケースもあるので、100%信用するわけではないけど、100%疑ってかかることもしません。

 

このやり方でずっとやってきて、良かったって体感がある。

だからこそ続いてきている。

 

私はこれも立派なエビデンスだと捉えています。

 

化学的にわかってきていることがあるならば、伝統的に良しとされてきた手法にその情報を足してうまくすり合わせていく。

 

そんな風にしています。

 

 

情報って、一括りで見ちゃうとわけがわからなくなることも多々ありますが、ちょっと仕分けしてあげると、見やすくなったりしますよ。